皆さん、髄膜炎という病気をご存知ですか?『なんか風邪っぽいな』『ちょっとだるいなぁ』『やたら肩がこる』そんな症状を軽く見てはいけません。私は、2週間入院し、退院後もすぐに仕事に復帰できませんでした。この経験から、皆さんに知ってほしいことがあります。
- 2024年8月21日(水)体調異変1日目 なんか体が変 整体でケア
- 2024年8月22日(木) 体調異変2日目ダルイだけじゃない違和感 夜間救急(大学付属病院で検査)
- 2024年8月23日(金) 体調異変3日目暑いのに鳥肌と、関節が錆た感じ。そして出張先から帰宅
- 2024年8月24日(土)体調異変4日目町のクリニックで血液検査と甲状腺検査
- 2024年8月25日(日) 体調変化5日目記憶がありません。
- 2024年8月26日(月)体調変化6日目相方に連れられ、地元の市民病院へ
- 経験した髄膜炎による体調の変化まとめ。もし当てはまったら直ぐにドクターに診てもらってください!強く言っておきます。
- 相談窓口は♯7119 緊急なら119に電話すること
2024年8月21日(水)体調異変1日目 なんか体が変 整体でケア
地方出張中に、腰や背中、肩が凝り始め、薬局でシップや磁石付きシールを購入し、それぞれの場所に塗ったり貼ったりしてケアをした。(夕方頃)
夜になり、体が非常に凝っていると感じたため、グーグルナビで整骨院・整体院を探し、予約が取れた一軒に車で約30分かけて行った。施術後、何となく体が楽になった気になる。
2024年8月22日(木) 体調異変2日目ダルイだけじゃない違和感 夜間救急(大学付属病院で検査)
朝、アポイントの取引先へ行き、業務内容について色々話し合っていたが、体が硬直するような感覚を感じ始めた。それでも体は動くし、単に疲れているのだろうと思い、違和感を持ちながらも仕事をこなしていた。
午後のアポイント先へ向かい、製品について色々話をしていたところ、頭痛がして首が回らなくなった。
「あれ?風邪を引いたかな?」「それとも体が錆びついたように動かない!」と、時間が過ぎるにつれて体調が悪化し、仕事を早めに切り上げてホテルへ戻ることにした。
ホテルで、普段なら「まあ寝ていれば治るだろう」と、深く考えないのだが、今回は「何か変だ」という直感が強く働いた。
夜になり、病院で診てもらいたいと思うようになったが、その頃には既に自分での思考力や気力が薄れ始めていた。
気力がなく、思考判断ができないため、相方に連絡し、近くの病院を探してもらうことにした。その間、約30分もなかったと思うが、その30分の間にも、立てなくなるほど状態が悪化しつつあった。
相方が連絡してくれた病院の窓口で病院を紹介してもらい、すぐに車で地域の大きな大学付属病院へ向かった。
この大学病院での記憶は断片的で、病院に行ったこと、発熱していたこと、血液検査やCT検査を受けたこと、インフルエンザやコロナの検査が陰性だったこと、点滴をしたこと、膠原病関係の病院へ行くことを勧められたことしか覚えていない。
夜間救急では、できる検査に限界があるのかな、、、
その後の記憶は、やはり薄い、、
2024年8月23日(金) 体調異変3日目暑いのに鳥肌と、関節が錆た感じ。そして出張先から帰宅
金曜日の朝、取引先へ訪問するため、車を停めて向かった。車から降りて約300メートル歩く間に、ぎっくり腰になったように体が痛くなり、なかなか前に進めなかった。気温も高かったため、世の中がスローモーションで動いているように感じられた。
用事を済ませ、地元へ帰ることにした。昨晩の病院で問題ないと言われたとはいえ、安全第一に車のペースを極端に遅くして、約150キロの道のりを運転した。地元に着いてから、膠原病関連専門の病院を調べ受付へ向かうも、予約がないと診察できないと言われ、そのまま帰宅した。
今となっては、無事に帰宅できたことが不思議なくらいだ。そして、その間の記憶がほとんどない。
2024年8月24日(土)体調異変4日目町のクリニックで血液検査と甲状腺検査
間違いなく、体調が悪い状態で起床した。先日の大学付属病院で『問題ない』と言われたことは心の支えになったが、やはり膠原病検査を受けてみようと思い、インターネットで評判の良いクリニックを探し、受診することにした。
血液検査と医師の問診の結果、熱中症の可能性が高いとのことだった。漢方薬で熱中症の症状を緩和し、水分吸収を促すための薬を2種類処方された。
診察が終わる頃には、もう立てないほど体調が悪化していた。
2024年8月25日(日) 体調変化5日目記憶がありません。
もう今となればですが、全く記憶がないです。
相方に聞いたら一日寝ていたそうです。
2024年8月26日(月)体調変化6日目相方に連れられ、地元の市民病院へ
朝8時、相方に『病院へ行こう!』と言われ、しぶしぶベッドから起き上がり、病院へ向かった。寝ていれば治ると思っていたので、面倒だなと思いながらも、言われるがまま病院へ行った。
受付で熱を測ると高熱があり、発熱外来を受診することになった。相方は、この1週間の出来事を医師に詳しく説明しており、私の容態が深刻であることを強調していた。私は、相方の言葉を聞きながら、だんだんと不安になっていった。
診察室に入り、この1週間の出来事を医師に伝えた。担当医は脳神経内科の医師で、『私が担当します』と言った。その言葉から、何か重大な病気が疑われていることを感じ取った。
その後、CT、MRI、血液検査など、様々な検査を受けた。中でも、髄液検査は特に印象に残っている。テレビやネットで痛いと聞いていたので、とても怖かった。医師の指示通り、背中を丸めて体育座りの姿勢をとり、麻酔の注射を受けた。麻酔の痛みは一瞬だったが、その後は何も覚えていない。
検査後、『はい。終わりましたよ。これから、1時間安静にしますので、横になっていてください。』と言われ、再び意識が薄れていった。
全ての検査結果が出揃い、発熱外来の医師から診断結果を聞いた。『髄膜炎です。いまから入院です。』と言われ、約2週間の闘病生活が始まった。
経験した髄膜炎による体調の変化まとめ。もし当てはまったら直ぐにドクターに診てもらってください!強く言っておきます。
- 肩こりや首凝りが徐々に酷くなる。(時間を追うごとに酷くなる)
- 頭が前に曲げにくくなる。首回りがなんか固く感じる
- 背中も凝り始めて、腰まで凝った感じになる。
- 発熱がある。
- 太陽の光などが、やたら眩しく感じる。
- 意識が薄くなり始める。
- 体が動かなくなる。
これらの感覚があれば、絶対にドクターに診てもらったほうが良いです。何故かというと、自分は体調が悪くなってから、髄膜炎の治療にはいるまでに、約1週間かかっています。
この1週間の時間が今の体の状態にどう影響を出したか。はっきりしませんが、退院後の体の調子はきっと違ったと思います。
小脳に炎症があったようで、運動機能に少し後遺症が出た様だ、、、
相談窓口は♯7119 緊急なら119に電話すること
世の中、緊急じゃないのに、119番に電話する人もいる中で、人様にご迷惑をかけれないと119番に電話をかけれない方もいますよね。そんな時は、♯(シャープ)7119に電話してください。
オペレーターが現状を把握してアドアイスをくれます。
自分の時も出張中だったので、相方が♯(シャープ)7119に電話して、出張先のホテルから近いところの病院を探してくれました。
ただ問題なのは、最終的には本人(体調が悪い人)とオペレーターが直接話さないといけないので、本当にもうだめだ、、、って感じなら 緊急電話 119 番に電話したほうがいいです。
♯7119のオペレータもそういってました。
♯7119の説明のリンクをつけておきます

闘病中の出来事はまた、アップします。
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