髄膜炎になる。熱・頭痛・肩こり・首凝り。そんな症状が出始めたら、意識してください。入院まで約2週間かかったせいで、退院後も「しびれが残ってます」

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髄膜炎で入院

皆さん、髄膜炎という病気をご存知ですか?『なんか風邪っぽいな』『ちょっとだるいなぁ』『やたら肩がこる』そんな症状を軽く見てはいけません。私は、2週間入院し、退院後もすぐに仕事に復帰できませんでした。この経験から、皆さんに知ってほしいことがあります。

2024年8月21日(水)体調異変1日目 なんか体が変 整体でケア

地方出張中に、腰や背中、肩が凝り始め、薬局でシップや磁石付きシールを購入し、それぞれの場所に塗ったり貼ったりしてケアをした。(夕方頃

夜になり、体が非常に凝っていると感じたため、グーグルナビで整骨院・整体院を探し、予約が取れた一軒に車で約30分かけて行った。施術後、何となく体が楽になった気になる。

2024年8月22日(木) 体調異変2日目ダルイだけじゃない違和感 夜間救急(大学付属病院で検査)

朝、アポイントの取引先へ行き、業務内容について色々話し合っていたが、体が硬直するような感覚を感じ始めた。それでも体は動くし、単に疲れているのだろうと思い、違和感を持ちながらも仕事をこなしていた。

午後のアポイント先へ向かい、製品について色々話をしていたところ、頭痛がして首が回らなくなった。

「あれ?風邪を引いたかな?」「それとも体が錆びついたように動かない!」と、時間が過ぎるにつれて体調が悪化し、仕事を早めに切り上げてホテルへ戻ることにした。

ホテルで、普段なら「まあ寝ていれば治るだろう」と、深く考えないのだが、今回は「何か変だ」という直感が強く働いた。

夜になり、病院で診てもらいたいと思うようになったが、その頃には既に自分での思考力や気力が薄れ始めていた。

気力がなく、思考判断ができないため、相方に連絡し、近くの病院を探してもらうことにした。その間、約30分もなかったと思うが、その30分の間にも、立てなくなるほど状態が悪化しつつあった。

相方が連絡してくれた病院の窓口で病院を紹介してもらい、すぐに車で地域の大きな大学付属病院へ向かった。

この大学病院での記憶は断片的で、病院に行ったこと、発熱していたこと、血液検査やCT検査を受けたこと、インフルエンザやコロナの検査が陰性だったこと、点滴をしたこと、膠原病関係の病院へ行くことを勧められたことしか覚えていない。

夜間救急では、できる検査に限界があるのかな、、、

その後の記憶は、やはり薄い、、

2024年8月23日(金) 体調異変3日目暑いのに鳥肌と、関節が錆た感じ。そして出張先から帰宅

金曜日の朝、取引先へ訪問するため、車を停めて向かった。車から降りて約300メートル歩く間に、ぎっくり腰になったように体が痛くなり、なかなか前に進めなかった。気温も高かったため、世の中がスローモーションで動いているように感じられた。

用事を済ませ、地元へ帰ることにした。昨晩の病院で問題ないと言われたとはいえ、安全第一に車のペースを極端に遅くして、約150キロの道のりを運転した。地元に着いてから、膠原病関連専門の病院を調べ受付へ向かうも、予約がないと診察できないと言われ、そのまま帰宅した。

今となっては、無事に帰宅できたことが不思議なくらいだ。そして、その間の記憶がほとんどない。

2024年8月24日(土)体調異変4日目町のクリニックで血液検査と甲状腺検査

間違いなく、体調が悪い状態で起床した。先日の大学付属病院で『問題ない』と言われたことは心の支えになったが、やはり膠原病検査を受けてみようと思い、インターネットで評判の良いクリニックを探し、受診することにした。

血液検査と医師の問診の結果、熱中症の可能性が高いとのことだった。漢方薬で熱中症の症状を緩和し、水分吸収を促すための薬を2種類処方された。

診察が終わる頃には、もう立てないほど体調が悪化していた。

2024年8月25日(日) 体調変化5日目記憶がありません。

もう今となればですが、全く記憶がないです。

相方に聞いたら一日寝ていたそうです。

2024年8月26日(月)体調変化6日目相方に連れられ、地元の市民病院へ

朝8時、相方に『病院へ行こう!』と言われ、しぶしぶベッドから起き上がり、病院へ向かった。寝ていれば治ると思っていたので、面倒だなと思いながらも、言われるがまま病院へ行った。

受付で熱を測ると高熱があり、発熱外来を受診することになった。相方は、この1週間の出来事を医師に詳しく説明しており、私の容態が深刻であることを強調していた。私は、相方の言葉を聞きながら、だんだんと不安になっていった。

診察室に入り、この1週間の出来事を医師に伝えた。担当医は脳神経内科の医師で、『私が担当します』と言った。その言葉から、何か重大な病気が疑われていることを感じ取った。

その後、CT、MRI、血液検査など、様々な検査を受けた。中でも、髄液検査は特に印象に残っている。テレビやネットで痛いと聞いていたので、とても怖かった。医師の指示通り、背中を丸めて体育座りの姿勢をとり、麻酔の注射を受けた。麻酔の痛みは一瞬だったが、その後は何も覚えていない。

検査後、『はい。終わりましたよ。これから、1時間安静にしますので、横になっていてください。』と言われ、再び意識が薄れていった。

全ての検査結果が出揃い、発熱外来の医師から診断結果を聞いた。『髄膜炎です。いまから入院です。』と言われ、約2週間の闘病生活が始まった。

経験した髄膜炎による体調の変化まとめ。もし当てはまったら直ぐにドクターに診てもらってください!強く言っておきます。

  • 肩こりや首凝りが徐々に酷くなる。(時間を追うごとに酷くなる)
  • 頭が前に曲げにくくなる。首回りがなんか固く感じる
  • 背中も凝り始めて、腰まで凝った感じになる
  • 発熱がある。
  • 太陽の光などが、やたら眩しく感じる。
  • 意識が薄くなり始める。
  • 体が動かなくなる。

これらの感覚があれば、絶対にドクターに診てもらったほうが良いです。何故かというと、自分は体調が悪くなってから、髄膜炎の治療にはいるまでに、約1週間かかっています。

この1週間の時間が今の体の状態にどう影響を出したか。はっきりしませんが、退院後の体の調子はきっと違ったと思います。

小脳に炎症があったようで、運動機能に少し後遺症が出た様だ、、、

相談窓口は♯7119   緊急なら119に電話すること

世の中、緊急じゃないのに、119番に電話する人もいる中で、人様にご迷惑をかけれないと119番に電話をかけれない方もいますよね。そんな時は、♯(シャープ)7119に電話してください。

オペレーターが現状を把握してアドアイスをくれます。

自分の時も出張中だったので、相方が♯(シャープ)7119に電話して、出張先のホテルから近いところの病院を探してくれました。

ただ問題なのは、最終的には本人(体調が悪い人)とオペレーターが直接話さないといけないので、本当にもうだめだ、、、って感じなら 緊急電話 119 番に電話したほうがいいです。

♯7119のオペレータもそういってました。

♯7119の説明のリンクをつけておきます

救急安心センター事業(#7119)ってナニ? | 救急車の適時・適切な利用(適正利用) | 総務省消防庁
火災の予防や消火、救急、救助など国民一人ひとりが安心して暮らせる地域づくりに取り組む消防庁の情報を発信しています。

闘病中の出来事はまた、アップします。

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